2012.06.03
沢登り フィールド調査
今日は予定していた地引網が、低気圧の影響で海が荒れて中止になってしまいました。
楽しみにしていたみなさんすみません。
時間が空いたのでノブさん、テラさんと3人でこの夏から新しく運用する、「龍山ベース」の近くの沢の
フィールド調査をしてきました。
天竜川へ流れ落ちる龍山周辺の沢は急峻で、多くの滝がかかっています。
今回はそのうちの1つを登ってみました。
この沢はいくつか堰堤があって、その都度迂回しなければならず結構大変でしたが、
その苦労を補って余りある美しい滝が何本もかかっています。
中でも最初にあらわれる15mの滝と最後の13mの滝は圧巻です。
このあたりの沢はゴロゴロとした大きな岩が多く、滝もその間から落ちている、というイメージがありましたが
この2つは1枚の岩盤を落ちる直瀑で迫力がありました。
最初の15mの滝
最後の13mの滝
得に後の13mの滝は非常に美しく、肉眼で見ても水しぶきが糸のように伸びてます。
写真では三脚立てて、シャツター速度遅くしてしぶきを糸のように取ることができますが、肉眼でもそう見える滝は
そうはないと思います。
それぞれF3とかF13とか、無味乾燥な名前が付いてますが、人目に付くところにあれば名前が付き、必ず名瀑と言われそうな滝です。
約2時間ほどの遡行でしたが、久々に知らない沢に入ってかなり楽しめました!
たくさんの人にぜひ味わってはしいですが、残念ながら堰堤が多くてツアーにはちょっと使えないかな。
帰りに別の沢でツアーコースにするのにもってこいの沢を見つけました。
こっちは収穫! 期待大です!
つぎはこの沢にアタックしてみます。